片付けができない…できる人とどこが違うんだろう…。
片付けができる人は毎日コツコツ片付けができたり、自分の買い物をセーブできたり、というイメージがありますよね。
自分はお片付けができないから、と自分をダメだと思ってしまって辛くなっていませんか?
私はその気持ち、とてもよく分かります。
片付けられなかったとき、「片付けすらできない」と思って、自分をずっと否定してしまっていたからです。
ですが、片付けができない人でも考え方も変えられます!
この記事では、片付けができる人、できない人の違いからできる人に変わる方法まで解説していきますね。
片付けができる人できない人の違い4つ
片付けができる人、できない人の違いを解説していきます。
ちょっとイヤだなって思うかもしれませんが、自分が責められていると思わず、「そういうものなんだな」と思いながら読んでみてくださいね。
成功すると信じられるか
片付けができる人は、自分に対して「自分は成功する」という自己効力感を持っていることが多いです。
自分の成功を信じられるので、お片付けに対しても「自分ならできるはず」という自信を持って取り組めます。
結果として、実際に効果的にお片付けを進められるのです。
一方、片付けができない人は、自分を信じるのが苦手です。
「どうせ片付けてもまた散らかる」「自分には片付けが向いていない」という否定的な考えを気づかないうちに持っているんですね。
そのため、片付けに取り組む意欲が湧きにくく、結果として片付けが進まない状況に陥ってしまいます。
そして、「やっぱり自分には片付けなんてできないんだ」という負のループに陥りがち…。
完璧主義ではない
片付けができる人は、完璧主義にこだわりません。
むしろ、柔軟に行動できる場合が多いです。
すべてがカンペキでなくても、「ある程度整っていればよい」と考えて、効率的に片付けが進められるんです。この柔軟性は、片付けを続けられるポイントとなります。
対照的に、片付けができないタイプの方は完璧主義にこだわりがちな面が…。
「すべてを完璧に片付けなければならない」というプレッシャーから、どこから手をつけて良いかわからなくなり、結果として片付けを先延ばしにしてしまうことが多いです。
せっかく片付けを始めても、完璧にするためにあれもこれも、と一気に手を広げて進まないというジレンマが発生しやすくなってしまいます。
片付けにおいて完璧主義は片付けのハードルを高くし、行動を阻害する要因となります。
価値観が自分軸
片付けができる人は、「自分にとってどうなのか」という自分軸の価値観を持っています。
そのため、モノに対しても「これは本当に自分にとって必要なものか?」と問いかけ、不要なものをスムーズに手放すことができます。
この価値観は、片付けを進めやすくする要因の一つです。
一方、片付けができない人は価値観が「自分」よりも「他人」に寄ってしまっている傾向が。
流行っているから、もったいないから、高かったから、思い出だから。
自分にとって、そのモノはどういった意味があるのか、という基準が曖昧だと、なかなかモノを手放せず、溜まっていく一方になってしまいます。
お片付けにおいて、自分軸を持つのはかなり重要なことです。
未来を思い描ける
片付けができる人は、片付けによって何が得られるのか、明確に未来をイメージできます。
たとえば、「片付けを終えたら、スッキリした空間でリラックスできる」というポジティブな未来を思い描くことで、片付けに対するモチベーションを維持できるのです。
逆に、片付けができない人は、未来を思い描くのがちょっと苦手です。
未来がイメージできないと、片付けをすることを目的にしてしまい、何のために片付けするのか分からずに挫折する原因になってしまいます。
ここまで、片付けができる人、できない人の違いをお伝えしてきましたが、今はできない人であっても、片付けができる人に変われます!
片付けできない人ができる人に変わる5つの方法
片付けが苦手な人でも片付け上手に変わることは可能です!5つの方法をお伝えしますね。
自分はできると信じる
片付けができるためには、「自分はできる」という自信を持つことが大切です。
小さな成功体験を積み重ねていくことで、必ず自信を持った自分に変わることができます。
ただ、これまで失敗が多かったという経験があると、どうしても自分に自信を持つのは難しいですよね。
自信がなくても、やってみることが大事です。行動を変えると考え方が変わりますので、「できる」と信じて、まず片付けを始めてみましょう!
完璧主義を手放す
片付けを完璧にやろうとすると、どこから始めればよいか分からず、結果として何もできなくなってしまいます。
そこで、「完璧でなくてもいい」「少しでも進めば良い」というマインドセットに切り替えることが重要です。
具体的には、「今日はこの棚だけ片付ける」「この引き出しの中を整理する」といったように、取り組む範囲を小さく限定することで片付けを進めることができますよ。
価値観を見直す
片付けが進まない原因には、モノに対する感情が手放せないということがあります。
モノに対する価値観が変わらないと、一時的に片付いてもリバウンドしてしまう原因に。
そこで、「今の自分にとって」という観点で判断するのが大切です。
手放せないモノを手放すことについては、私の著書でもくわしく触れているので、ご興味のある方はぜひご一読くださいね。
ポジティブな未来をイメージする
片付けのモチベーションを高めるためには、片付けを終えた後のポジティブな未来をイメージすることが有効です。
たとえば、「片付けた後にスッキリした部屋でリラックスできる」「きれいな空間で友人を招くことができる」といった具体的なビジョンを思い描くことで、片付けに取り組む意欲が湧いてきます。
どうしても未来をイメージできないという場合は、落ち着くカフェに行ってみてください。
片付いていない自宅では、視界からの情報が多くて頭が疲れるので、未来を思い描くのは難しいです。
環境を変えて、未来をイメージしてみましょう。発想が変わって驚くはずですよ。
小さなステップから始める
片付けが苦手な人は、いきなり大きな変化を求めるのではなく、小さなステップから始めることが大切です。
たとえば、毎日決まった時間に片付ける習慣をつける、特定の場所だけを少しずつ整理する、といった小さな取り組みからスタートします。
完璧主義とも関係してきますが、もし途中で挫折しても良いのです。
そこから何度でも再スタートすれば、大丈夫ですよ。
まとめ
片付けができる人、できない人の違いをお伝えしてきました。
実は行動ではなく、考え方の違い、マインドの違いが大きく影響しているんです。
考え方なんて変えられないから、私にはムリ…と思わないでくださいね。
どんなに片付けできない、と思っていても、人は必ず変わります!
ムリだと思っていても、片付けを始めることで、考え方も変わっていくんですよ。
お片付けをスムーズにする正しいやり方、考え方を理解することで、もう挫折しなくなるので、まず一歩を踏み出してみませんか?