みなさんは「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがありますか?
現代社会に生きる私たちは、日々さまざまな情報にさらされ、時間に追われる日々を送っています。
仕事や家事や育児など、毎日のタスクをただ必死にこなしている方も多いのではないでしょうか。
そんな日々の中で、次のようなことに当てはまる方は、マインドフルネスを生活に取り入れてみると良いかもしれません。
この記事では、今注目されているマインドフルネスについて、その効果や継続するコツなどを詳しくお伝えします。
マインドフルネスとは|その意味をわかりやすくご紹介
マインドフルネスとは、簡単に言うと「今、ここにある自分」をありのままに受け入れている状態のことをさします。
過去や未来のことに煩わされず、また善悪や評価などのジャッジを一切しないことがポイントです。
マインドフルネスが身につくと、自分の感情に振り回されることなく、物事をありのままに俯瞰してみられるようになります。
瞑想で「今」に意識を向けること
マインドフルネスでは、瞑想によって「今」に意識を向けることが重要です。
過去の後悔や、未来への不安を一旦手放して「今、ここにある自分」に意識を向けていきます。
そうすることで雑念が消え、頭がスッキリし、思考がクリアになるのです。
また、不安やストレスから解放され、心身のコンディションも整いやすくなります。
マインドフルネスを取り入れている企業や著名人
マインドフルネスにおけるさまざまな効果が広く知られるようになり、近年ではビジネスシーンでも多く取り入れられるようになりました。
マインドフルネスを取り入れている具体的な著名人や企業はこちらです。
【著名人】
- スティーブ・ジョブズ
- ビル・ゲイツ
- マイケル・ジョーダン
- 松下幸之助
- イチロー
- 本田圭佑
【企業】
- 米Google
- Yahoo!
- インテル
- ナイキ
- トヨタ
- リクルート
- パナソニック
- メルカリ
世界的な著名人や大企業の間で、マインドフルネスが取り入れられているのですね!
マインドフルネスで得られる効果
マインドフルネスが良いことは分かったけれど、どんな効果があるのか気になりますよね。
具体的に得られる効果を紹介していきます。
集中力が高まる
マインドフルネスで、脳から余計な雑念が排除されることによって、集中力が高まりやすくなります。
マインドフルネスの瞑想は、繰り返し続けていくことでより効果を発揮できるので、継続的に実施することが大切です。
仕事が始まる前や休憩中の5分間だけでも、マインドフルネスを取り入れてみましょう。
集中力が高まり、仕事の効率が上がります。仕事がはかどるとモチベーションも上がりますよね。
コミュニケーション能力が上がる
マインドフルネスによってありのままの自分を受け入れていくことで、心身の健康に良い影響を与えます。
イライラしたり感情に振り回されることが減り、共感性が高まることで、穏やかに周囲の人と接することができるようになるでしょう。
また、余計な雑念を捨て、頭がスッキリすることで、周りのことに目を向ける余裕が生まれます。
その結果、人への気配りができるようになり、人間関係も良好になります。
睡眠の質が良くなる
マインドフルネスを行うことで、心身ともにリラックスし、脳が活動モードからお休みモードに切り替わりやすくなります。
マインドフルネスで自分に意識を向けると、自然と深く呼吸ができるようになり、深い眠りに入る準備が整います。
ベットに寝転がりながら、寝る前のマインドフルネスを習慣化すると、睡眠の質も向上しそうですね。
頭の中がスッキリする
現代人は絶えず脳を使っているため、知らず知らずのうちに脳に疲労が溜まっています。
マインドフルネスで、脳に溜まった不要な雑念を手放すことで、頭がスッキリし思考が整理されます。
定期的に思考を整理し、脳を休ませてあげましょう。
不安やストレスが減る
心が安定し、不安やイライラが減りやすくなるのも、マインドフルネスのメリットの一つです。
放っておくとさまざまな思考で溢れてしまう脳を、マインドフルネスで休ませてあげることで、ストレスや不安を軽減する効果が期待できます。
不要な思考を手放すことで心に余裕が生まれ、自分の悩みや不安だけに感情が支配されなくなります。
また、自分を客観的に見つめる視点を得ることで、感情に振り回されにくくなりますよ。
マインドフルネス瞑想のやり方
このようにマインドフルネスにはさまざまな効果が期待できますが、具体的にどのように行うのでしょうか。
マインドフルネスの手法には、「瞑想」が用いられています。
姿勢を整えて座る
まず、あぐらをかいて背筋を伸ばして座ります。
椅子を使ったり、正座の姿勢でも大丈夫です。
この時、骨盤を垂直に立て、背骨が真っ直ぐ伸びるイメージで良い姿勢を作ります。
手のひらを、膝か太ももの上に置きます。
目を閉じて自然な呼吸を意識する
目を閉じて、普段通りの呼吸を続けながら、意識を自分の呼吸に向けていきましょう。
周りの音が気になってしまった場合には、もう一度自分の呼吸に意識を向けます。
意識がそれたら呼吸に意識を戻す
呼吸をしているだけでも、きっといろんな考えや想いが頭に浮かんでくるでしょう。
しかしそれを無理にやめようとするのではなく、そういう思考や感情があるな、とありのままに受け入れます。
そしてまた意識を呼吸に戻していきます。
これを繰り返す
意識がそれたら、何度でもこれを繰り返し、「今、ここにある自分」に戻ってくる練習を続けていきましょう。
呼吸に意識を向けながら、雑念を川に流すようなイメージを持つと良いかもしれません。
マインドフルネス瞑想の効果が得られるおすすめの時間帯
マインドフルネスを行うのに、時間の決まりはありません。
しかし、より大きな効果が期待できる、おすすめの時間帯がありますのでご紹介します。
朝行えば1日集中できる
マインドフルネスを朝に行うと、心も頭もクリアな状態で瞑想できます。
そのため、自分の呼吸や身体の感覚に集中でき、マインドフルネスのスッキリした感じを味わいやすくなるはずです。
また、朝にマインドフルネスを取り入れることで、良いイメージをもって1日をスタートできます。
良いスタートが切れると、1日の満足度が上がりますよね。
夜寝る前ならぐっすり眠れる
マインドフルネスを夜に行うと、睡眠の質の向上が期待できます。
夜は、その日あったネガティブな出来事を思い出して、落ち込みやすい時間帯でもありますよね。
そこでマインドフルネスを行い、思考をクリアにすることでリラックスすることができます。
ベッドの上で寝ながら、リラックスした状態で行うと、より効果が期待できそうです。
マインドフルネスに一番大切なのは「継続すること」
習慣化するのはハードルが高そうに思えますが、生活習慣のルーティーンに組み込むことで、続けやすくなりますよ。
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