50代女性のセカンドキャリア|これからの選択肢や見つけ方をご紹介

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50代女性のセカンドキャリア|これからの選択肢や見つけ方をご紹介 コラム

『セカンドキャリア』とは、文字通り第二の人生のキャリアですが、ここでは女性に焦点を当てて考えてみたいと思います。

育児や子育てが一段落すると、それまで家族のため家庭のために人生を歩んできた女性も、今度は自分のための人生を考える時がやってきますよね。

結婚や出産・子育てを機に退職した女性が復職したり起業したり、第二の人生のキャリアを積み上げていく。

そういった女性がどういうキャリアを選択すれば良いのか、またその見つけ方などを紹介していきます。

セカンドキャリアの意味とは

セカンドキャリアの意味とは

『セカンドキャリア』という言葉をよく耳にするようになりました。

馴染みのある言葉の組み合わせですが、「キャリア」とはどのような意味でしょうか。

  • 辞書:「職業・技能上の経験、経歴」
  • 日本キャリア開発協会(JCDA):「人生そのもの」
  • 厚生労働省:「経歴・経験・発展」さらには「関連した職務の連鎖」
  • 文部科学省:「生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね」

これらのことから「キャリア」の定義は広範囲で豊かな意味を持つことがわかります。

つまり、セカンドキャリアとは、「第二の人生で携わる仕事」「第二の人生をより豊かにする手段」であると考えられます。

50代女性におけるセカンドキャリアの選択肢

50代女性におけるセカンドキャリアの選択肢

平均寿命が延び人生100年時代といわれ、終身雇用制度が崩壊しつつある昨今、50代は人生の折り返し地点でもあります。

子育てなどが一段落し、子供が独立するタイミングの世代です。

また、後半の人生におけるキャリアについてじっくりと考える機会ともいえるでしょう。

再就職したり新しいことを始めるのに遅い年齢ではありません。

しかし、セカンドキャリアでやり甲斐のある仕事を見つけたいと思ったり、新しいことを始めたいと思ったりしたとき、何から始めればいいのでしょうか。

ここでは、どのように取り組んでいけばいいのかを探していきます。

50代からキャリアチェンジする

結婚や出産等を機に退職して、社会から離れてしまう女性は少なくありません。

あるいは結婚や出産するまでは正社員として働いていたけれど、育児や子育てなどをするためにパート勤務している方も多いでしょう。

それらが一段落するタイミングが50代ではないでしょうか。

50代になったら好きなことを仕事にする

何か趣味はお持ちですか?

何か得意なことはありますか?

例えば、以下のようなものがあげられます。

  • ハンドクラフト
  • 料理
  • フラワーアレンジメント
  • インテリアデザイン
  • 語学
  • 旅行
  • スポーツ
  • ファッション などなど

これらを極めれば仕事につながるはずです。

育児の経験を生かして保育に携わるというのもいいですね。

以前から興味のあったものに取り組んでみるのもおすすめです。

また、資格取得を目指すことはこれからでも遅くありません。

これからの人生、今が一番若いのです。

やりたいと思ったこと、気になったこと、どんどん手を伸ばしてみてください。

終わった人にならないためにキャリアをいかす

前職ではどのようなポジションだったのでしょうか。

同じような職種に就きたい場合なら、当時のスキルのブラッシュアップをするのも良いかもしれません。

経験を生かせる分野であれば、新たな世界に飛び込むより敷居が低くすみそうです。

情報を収集したりきちんと対策を立てたりすることで、きっと即戦力となるでしょう。

ただし時代とともに様々なものが変化しています。

例えば、税制改正により2023年度の税理士試験から受験資格が変更となりました。

科目によって、受験資格が完全に撤廃されたり緩和されたりしています。

また、Webページを制作するために必要な言語であるHTMLも「HTML4」「XHTML」「HTML5」とバージョンアップして、現在では「HTML Living Standard」となっています。

このように、受験資格が変更になったり使用してきたスキルのバージョンアップをしなければならなかったりしますが、正しい情報を得て対策をとっていけば大丈夫でしょう。

50代女性、セカンドキャリアの見つけ方

50代女性、セカンドキャリアの見つけ方

では、ここからは50代の女性がどのようにセカンドキャリアを見つけていけばよいかを、考えてみましょう。

ただ闇雲に探してみるよりも、まずは自分と向き合い以下のような点などを把握します。

  • 「何をしたいのか」
  • 「どの程度の勉強時間を捻出できるのか」
  • 「家族の協力や理解の有無はどうか」

その上で対策を立てていくのが良いでしょう。

自分のスキルややりたいことを書き出してみる

これまでの自分の履歴書・経歴書を作ってみましょう。

実際に提出するものとは違い、自分史を書くつもりで大丈夫です。

自分を俯瞰で見つめてみると、思いがけない発見があるかもしれません。

【例】

  • 経験した仕事
  • 嬉しかったこと
  • 目標にしていたこと
  • スキルアップのための努力

案外自分のことってわかっていないものです。

書き出してみると自分の歴史がわかり、あの時はこういうことをしたかったんだっけ、などさまざまな思いが巡ってくるでしょう。

本当にやりたいことは、自分を発見した先にあるのかもしれません。

しっくりくるセカンドキャリアを見つけるためにも、自分のスキルややりたいことを書き出してみましょう。

セカンドキャリアのために50代から資格取得にチャレンジする

再就職に役立つ新たな資格取得にチャレンジしたり、すでにお持ちの資格のスキルアップをしたり、できることはたくさんあります。

資格は専門的な知識やスキルの証明です。

実務経験がなくても評価してもらえ、転職や昇進が有利になるでしょう。

また、資格取得はメンタル面でもメリットがあります。

限られた時間の中で試験勉強をした努力は自信にもなり、自己肯定感も高まるはずです。

資格の中には「業務独占資格」とよばれる国家資格もあります。

その資格を持っていれば業務を独占的に行えるためセカンドキャリアには有利です。

例えば、国家資格の宅地建物取引士や中小企業診断士はいつの時代も男女問わず人気です。

ここでは50代女性におすすめの資格をあげてみます。

【国家資格】

  • 調理師
  • 管理栄養士
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 保育士
  • 登録販売者

【公的資格】

  • 日商簿記検定
  • 販売士

【民間資格】

  • 医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)
  • 調剤事務管理士
  • 医療事務認定実務者
  • 生活習慣病予防プランナー
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

50代女性は自分をみがいてスキルアップする

自分磨きをすることはキャリアアップにもつながります。

専門的な資格を取得すれば転職もしやすくなります。

スキルを習得できれば自信にもつながるはずです。

自分磨きは資格取得だけにとどまりません。

ご自分の趣味を生かし、人に教えられるようになるまで極めてみる、同じ趣味を持つ仲間とサークル活動する、ワークショップを開く、社会貢献するなど。

身体を整えるためにヨガやダンス、ウォーキングやスポーツなどを生活に取り組んでいくのもいいでしょう。

人生を謳歌することも自分磨きです。

リフレッシュやリセットが素敵な笑顔につながりそうです。

いつも笑顔の女性は年齢問わず、とても輝いていますよね。

気持ちいい心身の状態だと仕事だってはかどりそうです。

50代からキャリアチェンジのために転職活動をする

50代になって

「別の仕事がしたい」「他の業界で働きたい」

など、キャリアチェンジを考える方もいらっしゃいます。

しかし、未経験で違う業界や職種に転職するためには、メリットとデメリットをきちんと把握した上での対策や準備が必要です。

【メリット】

  • 希望の業界・職種に就ける
  • 新たなスキルが身につく

【デメリット】

  • 年収が下がる
  • キャッチアップの負荷がかかる

デメリットにあげた年収が下がる理由は、未経験の業界や職種への転職はポテンシャル採用になるため、年収が下がるケースが多いためです。

キャッチアップの負荷とは、未経験での転職者は新人としてスタートするため、新たな知識やスキルを習得していかなくてはならないので、前職の頃より負荷がかかるのです。

しかし、デメリットを上回る魅力や楽しみを見つけたり、新たなことに挑戦することを楽しさに変換できる柔軟性が50代女性にはあるのではないでしょうか。

50代女性セカンドキャリアの事例3つご紹介

50代女性セカンドキャリアの事例3つご紹介

では、ここからはセカンドキャリアの事例を紹介していきます。

実際に活動されている方の経緯や取り組み方を知れば、励みや刺激にもなりそうです。

約30年間専業主婦として暮らしてきた女性がWebライターに

最初の方は、「ほし ななこ」さん。

ななこさんは、お子さんが結婚されて独立したことがきっかけになり、セカンドキャリアを考えるようになったそうです。

子育てが終わった先、どのように過ごしていけばいいのかと考え、生きがいになることが欲しいと思ったといいます。

そこで色々と調べている時にWebライターという働き方があることを知りました。

ななこさんはスキルゼロから始め、最初はアンケートサイトやライティングなどネットで稼ぐ経験をされてからWebライターとしてスタートされています。

現在はSEOライターや講師としても活躍され、人生を輝かしく過ごされています。

彼女のブログにてWebライターへの歩みが書かれていますので、ぜひ読んでみてください。

ななこさんのブログ『専業主婦がWebライターになる方法』はこちらから。

専業主婦がWebライターになる方法
ほし ななこのブログ

条件を見直すことでキャリアチェンジに成功

ふたり目は30年以上製造職として勤務してこられた50代の女性です。

ポジションがクローズとなったため、早期退職制度に応募したそうです。

ずっと憧れていた事務職での勤務を希望され、応募活動をしましたがなかなか書類選考を通過できずにいました。

そこで、希望条件を見直し、すぐに面接選考に進める求人に応募する方法に変えたそうです。

その結果、契約社員として内定を得られ、大変満足されているとのこと。

応募に関して、事前にしっかりと対策して面接に臨んだり、志望動機をアピールしたのが勝因だったようです。

ハローワークの案件で公務員の臨時職員に

三人目は大学卒業後、マーケティング会社に入社し、転職することなく1つの会社で働き、定年前で退職された方です。

会社ではさまざまな仕事をこなしながら、最終的には社長秘書となりました。

会社を退職後、失業手当のことを相談するため訪れたハローワークで、就業促進のための職業訓練が無料で提供されていることを知ります。

学びながら応募も続け再就職のチャンスを待ちますが、書類選考で落とされてしまいます。

そのようなときに、ハローワークに通ううちに親しくなった担当者から「公務員の臨時募集」を紹介されました。

面接時には今まで会社でこなした仕事や、職業訓練校で学んだことを話し、見事採用されたそうです。

事務処理能力も高いことが評価され、今後の活躍にも期待されているとのことでした。

50代女性もセカンドキャリアの選択肢は広い!自分をみがいて羽ばたこう

50代女性もセカンドキャリアの選択肢は広い!自分をみがいて羽ばたこう

セカンドキャリアについて紹介してきましたが、自分にもできそうだな、もう一度キャリアを積んでみたいな、とワクワクした気持ちになってきたのではないでしょうか。

きっと

「何かを始めてみたい」「このまま終わりたくない」「一歩踏み出してみたい」

と思われているはず。

そういった女性のために作られた、ハピシェアというオンラインコミュニティサイトを紹介します。

ハピシェアとは「Happy Sharing Community」の略。

ご自分にしっくりくるものを選べる、女性のために作られたサイトです。

登録・参加・閲覧などはすべて無料です。

気になったイベントや講座をお試しで受けてみましょう。

講座の種類はどんどん増えています。サイトをのぞいてみるだけでも楽しく、どのような講座があるのかを探ってみるのもいいですね。

講座を通して同じ志を持つ仲間が見つかったり、あなたの世界が変わったりするかもしれません。

まずはハピシェアで何かを始めてみませんか?

あなたの「好き」を見つけてみてください。

ハッピーをシェアするコミュニティサイト、ハピシェアはこちらから。

【投稿者&添削者】
  • くるみん

    Webライター。 Webデザイン・クリエイターを経てWebライターに。 画像や動画制作・編集など、何かを創り出すことが好きです。趣味はヒップホップ系ダンスです。

  • 山口なつめ

    SEOに強い記事作成から取材・インタビュー記事までマルチに対応できるWebライター。noteではライター活動について発信しています。最近では、noteの家庭教師を始めました。2023年12月にkindle書籍を出版。3部門1位獲得!『仕事が途切れないWebライターとして月30万以上稼げるフリーランスになる方法』

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